見事な芙蓉の花道

朝8時過ぎに家を出て陶板浴に出かけました。
強い日差しが車のフロントガラスから差し込んできて、エアコンもあまり効きません。
今日は目的があるのでハンドルを握る手も軽やかです。
気持ちもルンルンで、早く目的地に着かないかと気持ちがあせります。
それは、先日陶板浴に行った際に見かけた芙蓉の花道です。



咲いていました!太陽に向かって一斉に。
畑の縁と向かい側の道路沿いに、沢山の白と薄いピンクのグラデーションの大輪の花が・・・
幸い車の通りも少ないので、畑の側に車を止めて早速写真を撮り始めました。
そこへ、農家の奥さんが笑顔で近ずいてきました。
お話を伺うと畑の所有者で、20年前に1株もらって植えたのがきっかけで、毎年芙蓉を増やし続けているそうです。
芙蓉も色々種類がありますが、この色が一番好きだそうです。



アップで1枚



道路脇に植えてある芙蓉の花道は50mあるとのこと。


「良くここを通りますか?」と奥さまに聞かれたので、1週間に一度はここを通りますというと、「芙蓉は宿根草だから、来年の春の彼岸頃に芽を出すのでその頃声をかけてください。苗をあげますよ」と言ってくれました。
「秋に咲くセージもきれいなので咲いたらあげますよ」とも。
奥さまのお宅は畑のすぐそばでした。
思わぬ温かい出会いに、満ち足りた気持ちで車を走らせて陶板浴に向かいました。
陶板浴のオーナーにも写真を見せて、出会いの話をして・・・



11時過ぎに清々しい気持ちで帰宅の途中、田園風景の向こうの真っ青な空に白い雲がモクモク浮いている素敵な夏空がありました。