ご苦労さん会

親しい友人のご主人が町会議員を38年間務め、惜しまれつつ82歳で今年の11月に引退されました。
常に住民の要望や相談事に耳を傾けて、昼夜を問わず議員活動に奔走してきました。
おごることなく温厚な人柄の「農家の父ちゃん」は、多くの皆さんから厚い信頼を得てきました。
そういう訳で農業の方は、男手の必要な田植えや稲刈りはご主人がやりましたが、普段の農作業や野菜作りは殆んど奥様が一人で頑張ってきました。
そのご苦労は並大抵なことではなかったと思います。
今日は親しい人達が30名ぐらい和食レストランに集まって、ご主人の「ご苦労さん会」を催しました。
私も友人2人と仲間に入れていただき、奥さまと席を同じくして楽しい時間を過ごしました。
選挙の苦労話や思い出話・お世話になったこと・お礼など、出席者の皆さんから次々に話が飛び出して当のご主人は感激して涙を流しておりました。
また、ご主人が挨拶の中で奥さまの長年のご苦労に感謝しておりました。


私は主に奥さまと長年親しくさせていただいて、毎年大好きなトウモロコシや野菜、漬物などを買いに行きながら、お互いに積もった話をたっぷりしてきました。
赤シソも毎年山ほどいただいてジュースを作り置きしています。
奥さまがこんな話を「今まで殆んど一人で農作業をしてきたけれど、引退してからはいつも二人で農作業が出来て、話も沢山出来て楽しい。それに重い物は全て主人が持ってくれるので助かる」と。
奥さまとて80歳近くになりますが、この言葉にとても感激しました。
他にも様々なグループによる「ご苦労さん会」が企画されているようです。


閉会後私達3人と奥様とで、他のレストランでお茶を呑みながら旧交を温めて、友人2人を最寄りの駅まで送り、奥さまをご自宅にお送りしてから帰宅しました。
親しい人に何人もお会い出来て、楽しい日になりました。