フットケア健康講座「乳酸菌について・他」




昨日に続いて夏日になりました。
5月のフットケアです。
午後1時半から、イクソンジャパンの森先生をお迎えして「乳酸菌について・他」の健康講座が開かれました。
大岩先生もお見えになり、10人が参加しました。
森先生はとても気さくで、紙芝居風にパネルを繰りながら分かりやすくお話して下さいました。
講座の内容をまとめてみました。


≪乳酸菌について≫
厚生労働省の資料によると3人に1人の割合でガンを発症しています。
第1位は胃ガン・第2位が大腸ガンですが、胃ガンは減ってきている半面、大腸ガンは増えてきています。
特に女性が多く、肛門の周りのガンが70%ぐらいです。
他に、脳溢血や心筋梗塞も増えています。
腸のバランスを整えることが大切で、腸内細菌には、善玉菌と悪玉菌があり、加齢とともに悪玉菌が増えてきます。
主に、過食・ストレス・抗生物質の摂取などが腸のバランスを崩す要因になります。
腸は「第二の脳」といわれ、腸の周りに神経がいっぱいあり、消化する・解毒・酵素を作る・排泄・ホルモン・感染症を防ぐ・免疫力を高める働きをしています。
そこで乳酸菌を摂ることによって、善玉菌が増えて自然治癒力が高まり腸のバランスが整ってきます。
腸の絨毛を平らに開くと、テニスコート一面分の広さになります。
大腸の長さは1.5mあります。


≪アレルギーを防ぐための環境≫
☆花粉症になる確率は
両親がアトピーの場合、その子供は50%
片方の親がアトピーの場合、その子供は30%
両親がアトピーでない場合、その子供は10%です。
☆子供を花粉症にしない為には
1.きれい過ぎるのは良くない。
2.生後6ヶ月でBCGを摂取する。
3.狭い所で沢山の子供を育てる。
4.ヨーグルトなどの乳酸菌を摂る。
5.細菌感染の機会を増やす。
6.農家で育てる。
7.抗生物質を飲まない。
8.家の中で犬や猫を飼う。


私はお話を聞いていて、これらは昔の農家の生活環境に似ていると思いました。
清潔過ぎる環境での子育ては、子供の身体に細菌に対する免疫力がつかないのですぐ感染してしまうのだと思いました。