カラスウリの開花




昨日、偶然見つけた道路際の草藪のカラスウリのつぼみ。
何年か前に採ってきて花瓶に挿して花の咲く神秘的な様子をカメラに収めたことがあり、もう一度見たくて、夕方5時過ぎに採りに行きました。
カラスウリの花粉媒体は、スズメガなどの長い口吻を持った昆虫が花の奥の蜜を吸いに来るそうです。
花瓶に挿したカラスウリを見ながら夕飯の支度をしました。
カメラを側に置いて、カラスウリの位置を変えながらつぼみの変化する様子を撮ったりと、気もそぞろです。
夕飯もそこそこに、テーブルの上の神秘的な開花を写真に収めながら長いこと眺めていました。
良く邪魔な雑草として刈り取られてしまいますが、いくら見ても飽きない魅力的な花です。



午後7時半ごろにつぼみの端からレースのように
ふわふわとほぐれてきました。



午後9時を過ぎて、次々とレース状の花がふわふわと開いてきました。



この花が雌花です。



この花が雄花です。





今朝はすっかり花がつぼんでいました。
上が雌花の断面です。茎の根元に瓜の形が出来ています。
下が雄花の断面です。真中に見える黄色いのは葯のようです。
雄花は触るとポロンと落ちてしまいました。