映画「いのちの山河〜日本の青空II」




地元の東金文化会館に、近所の友人と一緒に映画「いのちの山河〜日本の青空II」を観に行きました。
ホールは満員で、通路に座って観ている人も沢山おりました。
この映画は製作協力券1,000円を1枚1枚募って実話を元に制作されました。
私も制作協力券を1枚買いました。
岩手県の山村“沢内村”に、戦後妻ミキ(とよた真帆)と共に帰郷した深沢晟雄(長谷川初範)が、「豪雪・多病・貧困」三悪を克服しょうと立ち上がり、教育長・助役を経て村長になり、憲法25条”を行政に生かし「命に格差があってはならない」と、行脚と対話で村民と日々奮闘しながら困難を克服して、全国で初めて65歳以上の老人の医療費の無料化を実施し、全国でも最悪だった乳児死亡率をゼロしました。

憲法25条・・・すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

館内は物音一つなくシ〜ンと静まり返っていて、鼻をすする音だけが聞こえました。
周りを見ると皆涙をぬぐっています。
私達庶民の生活も貧富の格差がどんどん広がってきて、憲法25条は守られていないのが現実です。
この映画を観て、行政のトップに立つ人達の考え方一つで、庶民は幸せにも不幸にもなる。という事を痛切に感じました。