主要国の消費税の標準税率

今日の読売新聞に、「社会保障と税 まず政府案作る」のテーマで与謝野経済財政相のインタビューが掲載されています。
その中で気になる記事を見つけました。
主要国の消費税の標準税率が棒グラフで載っています。
スウェーデン25%・デンマーク25%・英国20%・フランス19.6%・中国17%・韓国10%・日本5%
「北欧諸国は25%程度、欧州主要国は20%程度の税率が多く、日本の低さが際立っている」という記述があります。
このグラフだけ見ると日本は本当に低いですが、各国の社会保障制度の中身も掲載してほしかったです。
グラフで税率の比較だけでなく、税率の高い国の社会保障制度がどんなに充実しているか。ということを。
そうすれば消費税の使い道が良く分かります。
消費税率の高い国は、高負担高福祉で国民が安心して働き、老後も安心して暮らせる国であり、世界でも有名な福祉国家スウェーデンは、ハイレベルな完全雇用を維持しており、授業料は小学校から大学まで無料。
児童手当は子供一人一人に同額の手当てが支払われる。
医療・老人介護・児童保育などの費用は、受益者負担はごくわずかでほとんど税金で賄われている。
確かフランスでも、様々な形で手厚い社会保障が施されていると記憶しています。