参議院選挙の話

参議院選挙にかかわらず、選挙の時にいつも不思議に思っていることがあります。
それは、開票率が1%程度でも当選確実または当選者がわかる。ということです。
そこで、昨夜テレビ朝日池上彰の学べるニュースを見てその訳が分かりました。
1.選挙事務所に取材に行く。
2.その地区を代表する投票所で出口調査を行う。
3.開票所で取材をする。
この三つを行うことで、すぐ選挙結果が出るとのこと。
そんなに正確なんだぁと、ビックリです。
私自身、参議院についても漠然とした知識しかもっていないので勉強になったことを書き留めてみました。


参議院は定数が242名で任期は6年。
解散がなく、3年ごとに半数の121名が改選される。
その理由は、衆議院が解散中に緊急な事態が生じた場合、単独で議決を行うことが出来、国会がからになることはない。
選挙資格は20歳以上で、被選挙資格は30歳以上、被選挙資格は衆議院とは異なる。


参議院選挙の投票は2回行う。
1つは、選挙区選挙といって、都道府県単位の47選挙区で73議席を選出する。(投票は個人名を書く)
もう1つは、比例代表選挙で全国が1選挙区で48議席を選出する。
(投票は政党名か、個人名を書く)
その利点は、都道府県選挙区では1人しか当選しない選挙区は死に票が増えるが、全国が1つの選挙区では政党の得票数に応じて当選が決まり、国民の意思が反映される。