ぶどう座公演「べっぴんさん」




山武市の「のぎくプラザ」で行われた、演劇集団ぶどう座の第2回公演「べっぴんさん」を観て来ました。
この劇団は心ある人たちが立ち上げた素人演劇集団です。
戦後の厳しい時代を小さな食堂を営みながら、女手一つで子どもを育てながら生き抜いてきた戦争未亡人の老婆とその家族の日常生活をテーマに、戦争体験を交えたお芝居です。
作・演出は、長崎で被爆体験をされた方で、ご自身の人生体験が基礎になっているそうです。
作者はもちろんのこと、出演者も風化されつつある戦争の体験と平和の尊さを、これからの世代に伝えて行きたいという熱い思いがあって、胸が熱くなりました。
涙を拭いている方達もいて、自分の人生と重なる部分もあるのでは・・・そう感じました。