老化

ボタン付けと小さいほころびを縫おうと思い、針に糸を通そうとしたが、何回やっても通らない。
大きく目を見開いても駄目!
まだ眼鏡なしで新聞が読めるんだから、出来るはずだよっ、と、いじになる。
とうとう眼鏡をかけてようやく通った。
そういえば、亡き母も良く「糸を通しておくれ」と、言ってたっけ。
あ〜私も母と同じ年になってしまったんだぁ・・・
いくら若いつもりでも、着実に老化が始まっている事を、日々の何気ない所作で痛感させられる。