匠の技が海外へ流出?

団塊世代の有能な技術者が、これから次々と定年退職を迎え、中国や東南アジアの企業からスカウトの話があるという記事が、今日の新聞に出ていた。
すでにリストラされた技術者達が、海外で高収入で働いているという話は、前から耳にしている。
主に中小企業の熟練工の方々の匠の技は、世界トップクラスで、日本の基幹産業の源になっていると言われている。
バブル崩壊後、多くの企業が海外に工場を移設し、人材も現地調達で、国内では、倒産、リストラに伴い、失業率の増大、若者が働く場所が無い、夢が無い。
今度は匠の技まで海外流出?
このままだと、日本はますます空洞化してしまうのでは?
新聞を読んでいて、むなしい気持ちになった。