早苗が光る田園風景

日中の気温が18℃と気持ちの良い晴天になりました。

午後2時半頃に夫が釣りから帰ってきて「隣の集落で田植えの終わった田んぼがあるよ」と言うのです。

昨日、田植え風景に出会えないままのウォーキングでガッカリしていたところだけに、田植え風景を撮らなければ・・・そこで午後3時半頃からウォーキングに出かけました。

 

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代掻きが終わって田植えを待つばかりの田んぼに、何匹ものスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)がゆっくり歩いていました。

調べてみたら、この貝は1981年に食用として東南アジア方面から輸入されて、味が悪くて養殖場から逃げ出したり廃棄されて野生化したもので今は至る所にいます。

田植え直後から2週間ぐらいの早苗を食害して被害が大きく、農家では駆除に手を焼いています。

苗が活着して勢いが出てくると硬くなるので食べなくなるそうです。

 

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田植えが終わったばかりの田んぼを見つけました。

水田の水鏡に青空と木々が映って爽やかな風景です。

満たされた気持ちでしばらく見とれていました。

 

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別の場所で、早苗が植えられたばかりの2枚目の田んぼを見つけました。

こちらも水鏡に青空と木々が映って気持ちの良い風景です。

 

今日は田植えの終わった田んぼを4枚見ることが出来ました。

私は傍観的立場から田植え風景を眺めていられますが、農家にとっては大変なご苦労がある事と思います。

第一、米の価格が安くて機械代、肥料代、除草剤、などを差し引いたら利益がないと云われています。

だから、高齢になって米作りが出来なくなれば後継者もいないし農業は終わりだと、農家の方は話しています。

基幹産業である、農業経営が成り立たない現状は深刻な問題だと思います。

今、どんどん休耕田が増えてうっそうとした雑草地があっちこっちで見られます。

このまま進めば、戦後私達世代が経験した白米が食べられないような事が起るのでは?・・・そんなことが頭をよぎります。

 

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帰り道、道端に小判草が風に揺れていました。

 

今日は1時間で キロ数4.5km 歩数5.984歩 消費カロリー126kcal

脂肪燃焼率6g でした。