一昨日、家の側の空き地で珍しい芝?を見つけました。
ウォーキングしていて様々な芝やスゲ類を見ますが、イネ科の芝が多くてこんな芝?は初めてです。
すでに花序は結実していてポロンポロンと小さな種がこぼれました。
何本か取ってきてネットで調べてみましたが名前が分かりませんでした。
高坂園芸さんに「珍しい芝?を見つけた」と電話をしら、興味があるということで昨日の午後に一株掘ってご自宅に伺いました。
高坂さんご夫妻も初めて見たようです。
早速畑に植えました。
コロナウイスル感染の事もあって、お互いにマスクをしたままで間隔を置いて座り、野草図鑑で調べて見ました。
どうも「芝」ではなくて「スゲ」のようですが名前が解らなかったです。
高坂さんは野に生えている芝にも関心があり、その中で「アオチカラシバ」に目が行き種を播いて栽培を始めました。
花卉市場でも人気があり注文が多いそうです。きれいな芝です。
私もウォーキングで出会った野草を18種類ほどインデックス印刷して持って行き、高坂さんご夫妻と野草図鑑を見ながら野草談義で盛り上がりました。
高坂さんから「○○ちゃんとの最初の出会いを考えると、野草の話が出来るなんて想像もしていなかったねぇ」と言われました。
13年ぐらい前に、友人の紹介で高坂園芸さんを取材をした事が最初のきっかけでしたから長い付き合いになります。
高坂さんが、野生植物研究の方をリーダーに「野草散策の会」を立ち上げて、今年4月頃から活動を始める予定だったそうですが、コロナウイスル感染の事があり延期になったそうです。
私も声をかけていただき「野草散策の会」のメンバーに加わることにしました。
早く終息して野草散策に行きたいなぁ。
高坂さん手作りのフラワーアレンジメントを戴いてきました。
アリウムとイキシア・アクアマリンがメインです。
根元に白い点のような植物はヒメコバンソウです。
私はヒメコバンソウを初めて見ましたが、農道や草地に普通に生えているそうで今度歩く時に探してみようと思います。
他にアリウムとイキシア・アクアマリンの切り花もいただいたので、ご近所に半分おすそ分けしました。
イキシア・アクアマリンは昨年の12月、大田花き市場で優秀賞を受賞したオリジナルの花ですが、昨年の台風でハウスが壊れ、その後ビニールが手に入らずハウスの修理が遅れた為に今年は花が不作で出荷数が激減しているそうです。
今日の午前中に再度この画像の「芝?」を取ってきてネットで調べてみました。
ようやく名前が分かりました。
スズメノヤリという野草でした。
日本全土から東南アジアに分布しているそうです。
名前の由来は、茎の頭に1つの集まった花序を付け、その花序が大名行列の先頭を歩く毛槍に似ていることからついたそうです。
小さなロゼット状態で冬を越すそうです。
この事は高坂さんにも電話で報告しました。