魅惑的なカラスウリの花

今日も蒸し暑い晴天でした。

夕方、買い物の帰り道に「3~4年ぐらい前にこの辺の林でカラスウリの蕾を取ったよね」と言ったら、寄り道してくれました。

ありましたぁ!・・・木の高いところにカラスウリの蕾が!

2人でツルを引っ張って何本か取って帰ってきました。

近年は諦めていたので有頂天になりました。

 

f:id:miyotya:20190807205419j:plain

ワクワクしながら葉を落として2つの花瓶に生けているうちに、大きな蕾はどんどん開花し始めてきました。

左側がツボミです。

真ん中の蕾が少し割れてきました。

右側の蕾が開き始めてきました。

 

f:id:miyotya:20190807205748j:plain

拡大した画像です。

 

f:id:miyotya:20190807205937j:plain

見ている間にレース糸のように花弁がほぐれてきました。

本当に魅惑的で不思議な花です。

 

f:id:miyotya:20190807210122j:plain

夕食の用意をしている間に満開になったカラスウリの花です。

夕方から花が咲き、朝には落ちてしまう一夜花です。

ここにあるのは全て雄花で雌花は少ないです。

 

f:id:miyotya:20190807223509j:plain

ウリ科・カラスウリ属のツル性植物です。

カラスウリは雌花と雄花が別株で、花弁の下のガク筒の根元が膨らんでいるのが雌花で、花弁の下のガク筒の根元が節になっているのが雄花です。

雌花はそのまま残りますが、雄花は翌日にはガク筒の根元から落ちてしまいます。

花粉の媒介者はスズメガです。

 

今日はカラスウリに出会えてラッキーな日になりました。