今日も蒸し暑い晴天でした。
夕方、買い物の帰り道に「3~4年ぐらい前にこの辺の林でカラスウリの蕾を取ったよね」と言ったら、寄り道してくれました。
ありましたぁ!・・・木の高いところにカラスウリの蕾が!
2人でツルを引っ張って何本か取って帰ってきました。
近年は諦めていたので有頂天になりました。
ワクワクしながら葉を落として2つの花瓶に生けているうちに、大きな蕾はどんどん開花し始めてきました。
左側がツボミです。
真ん中の蕾が少し割れてきました。
右側の蕾が開き始めてきました。
拡大した画像です。
見ている間にレース糸のように花弁がほぐれてきました。
本当に魅惑的で不思議な花です。
夕食の用意をしている間に満開になったカラスウリの花です。
夕方から花が咲き、朝には落ちてしまう一夜花です。
ここにあるのは全て雄花で雌花は少ないです。
ウリ科・カラスウリ属のツル性植物です。
カラスウリは雌花と雄花が別株で、花弁の下のガク筒の根元が膨らんでいるのが雌花で、花弁の下のガク筒の根元が節になっているのが雄花です。
雌花はそのまま残りますが、雄花は翌日にはガク筒の根元から落ちてしまいます。
花粉の媒介者はスズメガです。
今日はカラスウリに出会えてラッキーな日になりました。