身近な人の老いは見るのが辛い

曇りで少し気温が高くなりました。

夫の姉が近くに住んでいるので、午前中に紫蘇ジュースをお裾分けがてら様子を見に行ってきました。

義姉は87歳で腰が90度に曲がっていて歩くのは手押し車が頼り。

それでも時々家の周りの草取りをしているそうです。

久しぶりに訪れましたが急に老いた感じで、少し認知症になってきたようで話がチンプンカンプンでした。

私の事は分かりましたが、自分の子供の事は2人いたけれど1人死んだので今は1人しかいないと言います。

家の孫が2人おりましたが若くして1人亡くなったので、そのことと勘違いしているようです。

嫁いだ娘や孫達の事もうろ覚えで、辻褄が合わない。

近所の人も遊びに来てくれないので毎日一人でポツンとしていると・・・

テレビは見ていても分からないから音だけで、時々編み物をしているそうです。

義姉は母屋の離れに住んでいるので息子夫婦とはあまり話をしないとのこと。

現役時代は孫を育てながら夫婦で野菜の栽培を手広くやって、料理も上手、口八丁手八丁の人でした。

旦那さんを亡くしてから車の免許を取得して、10年ぐらいは孫の学校や塾の送り迎え、ご近所のお年寄りとカラオケや食事会に行ったり、家庭菜園を楽しんだり、お年寄り仲間と日本の各地を旅行したりと、充実した日々を過ごしていました。

でも、年老いて心身ともに衰えて動くことが辛くなると、その落差が大きくて一層寂しい思いが募るようです。

私はかける言葉がなくて「自分の事は出来るのだから良しとして、外を散歩したり草花を眺めたり、好きな事をしてゆっくり日々を過ごしてね。又来るから」そう言って帰ってきました。

「明日は我が身」自由に動くことが出来なくなった時に、どういう生き方ができるのか・・・考えさせられます。

 

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今朝、キュウリとミニトマトが採れました。

キュウリの糠漬けを薄くスライスしてサラダに入れると美味しいです。

 

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ナミアゲハの終齢幼虫が食事中です。

今、4匹家の中で飼育しています。