ニホンアカガエルの卵塊を1つだけ見つけた

朝から良く晴れて清々しい春日和になりました。

お昼頃に、毎年ニホンアカガエルが産卵する農業用水路に出かけてみました。

いつも沢山産卵する用水路には全く気配がありません。

諦めかけたけれど、農道の反対側の水のきれいな用水路をたどってみたら1つだけ卵塊が見つかりました。

諦めなくて良かったあぁ・・・

 

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これがニホンアカガエルの卵塊です。

1月~3月頃に水田の日当たりの良い浅い止水に産卵します。

産卵が見られるのは、森と水辺の状態が良いということだそうです。

 

千葉県ではニホンアカガエル絶滅危惧種に指定されていますが、他の県でも絶滅危惧種に指定されている所が多いようです。

理由は水田が乾田になったこと・休耕田や荒れ地が増えたこと・水田が埋め立てられ隣接する草原や林などが失われて産卵場所が無くなったことが要因だといわれています。

生息地は森林・池や沼・水田周辺の湿地などで小昆虫やミミズなどを捕食しています。

 

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大人に成長したニホンアカガエルです。

以前、桑田の里山で撮影した画像です。

 

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ご近所のソメイヨシノが青空に良く映えて満開です。

花弁が風に散っていました。少し葉が出てきました。

 

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名残り惜しいのでアップで撮ってみました。