羽鳥モーニングショー「オスプレイ東京の空へ」

今朝のテレビ朝日「羽鳥モーニングショー」で『オスプレイ東京の空へ』を放送していました。
東京の横田基地に10月1日から配備されるということです。
これには本当にビックリしました。
沖縄に配備されて色々な事故や問題を起こしているのに、東京の住宅密集地で不安が募るばかりです。



地図で示すように日本各地で訓練が行われるそうです。
日本の航空法では
人口密集地は最も高い建物から300m以上上を飛ぶ。
地面や建物から150m以上上を飛ぶ。
東京タワーの展望台から150m以上上を飛ぶ。
と定められているそうですが、米軍機に日本の航空法は適用されないそうです。
上空152mで時速213kmで飛行した場合、96デシベルになり、カラオケ店内と同じぐらいの騒音になるそうです。


米軍は高さ60mでの訓練を想定しており、アメリカ軍に対する特例法があるそうです。
事故が起きた場合、「日米地位協定」により、「日本は所在地のいかんを問わず合衆国軍隊の財産について捜索または差し押さえを行う権利を有しない」ということです。
何でも「財産」と云われてしまえば手も足も出ないのが実情だそうです。
ゲストコメンテーターから、これでは日本は植民地だという言葉が出ました。


ドイツ・イタリアも敗戦国ですが、事故は調査権があり、米軍の訓練・演習には国の許可や承認が必要になるそうで日本とは大違いです。
ドイツやイタリアでは、国民が立ち上がって権利を勝ち得たそうです。
日本は沖縄に全て押し付けて、本土の国民もうやむやにしてきた結果だという話がでていました。


さて、「日米地位協定」とはどういう内容なのか少しだけ調べてみました。
◆日本には広大な米軍基地があり、その口実とされているのが日米安保条約第6条で、米軍が日本の「施設及び区域を使用する」と定めています。
日米地位協定はこの第6条に基づくもので、1960年6月に安保条約とともに国会承認が強行されました。
◆安保条約第6条は、日本全土で米軍が望むところはどこでも基地にできいるという、世界に例のない「全土基地方式」をとっています。
基地の提供問題などに関し地位協定は、日米合同委員会という組織で協議することを定めていますが、その内容は国民には明らかにされません。


長くなるのでこの辺で止めますが、とにかく屈辱的な協定であることは否めません。

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