「桑田・里山の会」5月定例会・・・続き

今日も曇り日で少し寒いくらいです。
「桑田・里山の会」5月定例会の続きです。
今度はフィールドから山の尾根に向けて、野生植物の観察と保護に出かけました。



ヤマトリカブトです。
長年保護してきた成果が実って沢山株が増えてきました。
ご存知のように猛毒ですが希少な野生植物なので保護しています。



ハンショウヅルです。
花が半鐘のような形をしている所から名前が付いたと聞いています。
クレマチスの原種です。
花が咲かない時はツル性で良く分からないので刈られてしまうことが多く数が減ってきました。
挿し木で増やせるので、家で増やして1本でも里山に返してくれれば良いと、アドバイスがありました。
私も少しもらってきたので挿し木をしてみます。



タラノキの葉っぱです。
Kさんから説明があって、規則的に並んでいる葉の全部が1枚の葉だそうです。
だから秋になると葉の根元がポロっと落ちて幹だけが残ります。
その場に居合わせた人達は、木の葉の一枚一枚が葉だと思っていました。



バイカウツギの花です。
ピンクの花があるのに驚きました。
私はしばらく休んでいたので初めて目にする植物も多いです。



しっかりと保護している場所に立派なキンランが咲いていました。



ホトトギスも大切な保護植物です。
株数が増えていますが、ともすれば刈られてしまうことも多いのでこの場所は鎌で株の周りを刈るようにしました。



ビオトープに植えてあるオカトラノオに蕾が出てきました。
6月の定例会には白い花穂が見られるかもしれません。



Aさんが大きなキクラゲを持ってきました。
この里山で採れたそうです。



もう一つ、ビックリポンなのは、東京サンショウウオの子供です。
ウーパールーパーのような姿が何とも愛嬌があります。
ある会員が3月に卵塊を自宅に持ち帰って孵化させてビオトープに放流するようです。



道路側の斜面に会員の杏の木がが何十本も植えられています。
Aさんとぶらり散策・・・木々によってそれぞれ違いますが、立派な実のなった木を撮影。



杏の木の足元にアザミが群生していました。
1枚アップで撮影。


2時間弱の野草散策が終わって傘亭で休憩・・・しばらくすると昼食が運ばれてきました。



会員差し入れのハマグリです。



野菜のマリネ・漬物・貝の佃煮・フキの佃煮・新玉ねぎのサラダです。
会員の差し入れも入っています。



今日の昼食はシラス丼と具沢山のみそ汁です。
シラス丼にハマグリ・マリネ・漬物・貝の佃煮・玉ねぎ・フキの佃煮をたっぷり乗せて・・・とっても美味しゅうございました。
今日のお昼は300円でした。

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