なごみ農園で「そうめん流し」

昨日関東甲信地方が梅雨明けしました。
丁度良いタイミングで、毎年恒例のなごみ農園で「そうめん流し」が行われました。
なごみ農園の奥様と午前9時半頃に農園に行って、天ぷらの下準備を始めました。
すでに奥様が材料は刻んでありますが、私が材料に小麦粉をまぶして奥様が揚げる段取りです。
アジ・イカ・エビ・竹輪・カボチャ・サツマイモ・マイタケ・オクラ・シシトウ・インゲンと、山盛りの食材で目安としては30名分ぐらいです。
しばらくして、SさんとTさんが来てくれて4人で手分けして調理をしました。
私は少し余裕が出来たので、農園の周辺を散策して撮影して歩きました。



高台から撮ったなごみ農園です。
合鴨農法で栽培している稲も穂が出て順調に育っています。



建屋の前に広がる湖です。
ベランダからのロケーションが素晴らしくて、湖面を渡ってくる風の心地良さは避暑地のようです。
この湖でボートを浮かべて釣りを楽しむ人も多いですが、昨日は誰もおりませんでした。



畑にオクラの花が幾つか咲いていたので撮りました。



沿道にタマアジサイのつぼみが沢山ありました。
カラスウリは花がしぼんでしまい、撮影できなくて残念でした。



なごみ農園の愛犬、五郎君です。
基本的に農園を訪れる人はオーナーの知り合いと知っていて吠えることはありません。
「五郎ちゃん撮影するよ」と言ってカメラを向けたら座ってくれました。
遊んでほしくて体を押し付けてきますが、忙しくていつも頭を撫でてその場を立ち去ってしまいます。



ひと回りしてきたら、テーブルに料理が並んでいました。
メインが天ぷらで、他の料理は持ち寄りが多いです。
糠漬け・キュウちゃん漬け・キュウリの酢の物・貝類・パン・黒ニンニクなどなど。
ちなみに、赤じそジュースを差し入れした所、美味しい!と評判が良かったです。



二つのテーブルにご馳走が並び、仲間も殆ど集まったようです。
私は集金係・・・急いで集金しました。
大人1人500円・子供は無料で総勢28人集まりました。



集計をしている間に、すでにそうめん流しが行われていました。



ベランダは食べながら歓談したりして、とってもにぎやかです。
奥様に「○○ちゃん、早くいらっしゃいよ。そうめんが無くなっちゃうよ」と言われ、急いで私も仲間に入りました。
とにかく食べ物が山ほどあって、どれも美味しい!
でも、エビや貝類はすでに完食されていました。
撮影も忙しい、食べるのも忙しい、裏方も忙しい、話もしたい・・・いつもこんな具合で中途半端な取材になってしまいます。
今年は30〜40代の若い方達が田舎暮らしを始めて仲間入りしてきました。
自然環境にしっかりした考えを持ち、行動している様子に嬉しくなりました。
じっくり話を聞きたかったなぁ・・・



Sさん手作りのパンナコッタ、美味しかったです!



お腹も満腹になって一段落した所で、オーナーの西田さんが口火を切って自己紹介が始まりました。
人数が多いので名前は聞いても覚えられません。
中には1ヶ月テント暮しをしながら、一人でログハウスを建てた方や、パソコンの得意な方もおりました。
また、自然に関わった会を作って活動している方たちもおりました。
リタイヤしてから田舎暮らしを始めた方が多いので、高齢になっていますが生き生きとしていてパワーをもらえます。
私はいつも“参加して良かったぁ”と思います。


自己紹介が終了して午後3時頃、後片付けをして皆さん三々五々帰って行かれました。
西田さん夫妻と長年の付き合いのある親しい人達が残って、しばらくおしゃべりに花が咲きました。
オーナーが体調を崩していること、健康のこと、動けなくなった時の事、日々の生活のことなど、話題が途切れることなく気が付いたら5時を回っていました。
急いで帰り支度をして帰路に着きました。
私が一番遠くて家に着いたのが6時40分でした。

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