アートギャラリー古屋敷

晴れて初夏の陽気です。
午前中、友人とウォーキングがてら「アートギャラリー古屋敷」へ行ってきました。
隣の市で、自宅から5kmぐらいの所にあります。



アートギャラリー古屋敷です。
オーナーの吉田さんのお宅です。
築200年以上の古民家を改装してギャラリーとして、多くの方々に格安で場所を提供しています。



広い庭も様々な作品が展示されています。



玄関を入って目に入ってきたのが猫の木彫です。
この作者は300個ぐらい作成したとのこと。



座敷には木彫の野菜や木版画が展示されて、豪華なドライフラワーが彩を添えて落ち着いた雰囲気を醸し出しています。



こちらは陶芸品が展示されています。



土間に蔓の籠に豪華な花が生けてあります。



こちらは木版画でオーナーの奥様の作品です。
ご夫妻揃って芸術家です。



こんな素敵な生け花もお客様をお迎えしています。



外の小屋には犬の木彫が所狭しと並べられています。
中にはウサギもおります。



その隣に面白いお面がズラリと並んでいます。
上の段には鶏もいます。
まるで仮想パーティーみたいな雰囲気です。



これは花鞍というそうです。
この鞍は金糸銀糸の豪華な装飾が施されて、昔馬の背に乗せて花嫁さんが鞍に乗ってお輿入れをしたそうです。
かなりボロボロになってしまい捨てようと思ったが、貴重な物なのでとりあえず繕って梁に吊るしてあるそうです。
柱や梁が見事な大きさで旧家の生活が忍ばれます。


後から二人お客さんが見えたので、オーナーがコーヒーを入れてくださってご馳走になりながら、昔の生活などで話が盛り上がりました。
オーナーも私達よりは少し年上のようで、昔の生活スタイルは大体同じようです。
私達が子供の頃は田植えや稲刈りは学校が1週間ぐらい休みになって、子供達は家の手伝いをしたこと。
ヨモギ蚊取り線香の代わりをしたこと。
学校の野外授業で、春になるとゼンマイ・ワラビ・タラの芽を採り、秋はキノコ狩りなどをしたこと。
ゲンノショウコ・センブリ・ドクダミなどを乾燥させて体の弱い子は飲んだこと等々、話は尽きません。
二人の方は都会から引っ越してきたようで、それにまだ若いので珍しい話に驚いたり感動したりしていました。
楽しい時間はあっという間に過ぎて11時を回ったので帰ってきました。
そういう訳で今日のウォーーキングは10,915歩でした。

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