初採りローゼルでジャム作り

今朝は冷え込んで18℃でした。
日中もやや肌寒いですがカラッと晴れて清々しい秋晴れになりました。
初めてローゼルを収穫してジャムを作ってみました。



630gありました。
熟すと実を押した時に口が開き、手でポキッと折れます。



花苞とガクです。
200gありました。これにリンゴを加えてローゼルジャムを作ります。



ローゼルの実です。
乾燥させると先端が割れて中から種が飛び出してきます。
成熟すると実全体が真っ赤になり良い種が取れますが、このくらいの色だと種が未熟かもしれません。
ジャム作りには少し若い方が花苞もガクも溶けて美味しく出来ます。
種を採る場合は花苞とガクが赤黒くなるまで採らないでおきますが、ジャムにするとガクが溶けなくて黒く残ってしまい、ジャムも色が悪くなります。
一長一短あって悩むところです。



鍋に、ローゼルの花苞とガクを200g・リンゴ800g・砂糖700g・水200ccを入れて中火で煮ています。
そろそろ煮立ってきたので、弱火にしてアクを丁寧に取りながら煮詰めていきます。



鮮やかな色のローゼルジャムが出来ました。
毎年作っていますが、少し若い内に収穫したので今日のジャムが一番きれいに出来ました。



ローゼルティーも爽やかな酸味があって美味しかったです。
花苞とガクを3ヶほどティーポットに入れてお湯を注ぎ5〜6分置いてから飲みます。
長く置くと酸味がより強くなってきます。


参考までにレシピを書いておきます。
☆材料
ローゼルの花苞とガク・・・100g  リンゴ・・・400g(皮と芯を取り除いた量)
白砂糖・・・350g  水・・・100cc  レモン汁又は寿司酢・・・30cc
1.ローゼルは水洗いしてザルに上げ花苞を細かくちぎります。
2.リンゴは4つ割りにして芯と皮を取り、刻んで塩水にくぐらせザルに
  上げておきます。
3.鍋に、リンゴ・ローゼル・砂糖・水を入れて中火にかけ、煮立ってきたら
  弱火にしてアクを丁寧に取りながら果肉が軟らかくなるまで煮ます。
4.果肉が軟らかくなってきたら、寿司酢を入れて木べらでリンゴを
  つぶしながら水気がなくなるまで煮詰めます。
ローゼルペクチンが多いので煮詰めすぎると固くなります。
※お好みによりますが、寿司酢を使った方がまろやかで美味しく出来ます。


他にも、ローゼルの花苞を使って甘酢漬けや塩漬けも美味しいです。
成熟前のローゼルが軟らかくて良いです。