ローゼルジャムと思わぬ副産物

午前中は青空が広がりましたが、午後から曇ってきました。
ゴールデンウィークも今日で終わり。
私は平凡なウィークを過ごしました。
ローゼルジャムをおすそ分けしたい方々がいるので、午前中スーパーにリンゴを買いに行きました。
スーパーでのことですが、今日は高くて1ヶ159円でした。
しかも傷んだリンゴが10ヶぐらいあって他には見当たりません。
この傷んだリンゴを売るの?・・・いくら何でもこれではジャムが作れない。
他のお客も、手に取ったり置いたりして買わないでその場を去って行きます。
又後から来た男性のお客は、こんなに傷んでいるリンゴは買えないよねぇ。
他にないのかねぇ・・・と言いながらその場を去って行きました。
そこで近くにいた店員に、リンゴを沢山ほしいんだけど、新しいリンゴを出していただけますか?、と聞いたら、しばらくして倉庫から新しいリンゴを持ってきてくれました。
何人かのお客も、新しいリンゴが出てる。と言って買って行きました。
倉庫から出してきたリンゴはあっという間に売りきれました。
それにしても、声をかけなければ傷んだリンゴを売ってしまうまでは倉庫から出さないのかしら・・・ちょっと店の姿勢に疑問を持ちました。
「損して得取れ」っていう言葉があるのにねぇ。


前置きが長くなりましたが、帰宅してすぐにジャム作りに取りかかりました。
皮と芯を取り除いたリンゴ・・・1.8kg
ドライローゼル・・・20g
砂糖・・・1.5kg
水・・・1,000cc
寿司酢・・・120cc



ドライローゼルです。
お湯に2時間ぐらい浸して置きました。


リンゴ・ローゼル・砂糖・水を入れて中火で沸騰するまで煮て、それからアクを取りながら弱火で1時間ぐらい煮込みました。
リンゴが軟らかくなったので寿司酢を入れて果肉をつぶしながら煮詰めましたが、ローゼルが全く溶けないでジャムの色もあまり良くないです。
そこで、ローゼルを取り出し、別の鍋で何回か煮出して煮汁だけ鍋に戻して煮詰めました。



そしたらきれいなジャムが出来ましたが、生のローゼルとは勝手が違って慌てました。



副産物のローゼルです。



ティーポットに入れて熱湯を注いだら、まだ充分ティーとして飲めます。
煮込んだ時の砂糖がしみ込んでいて甘くて美味しいです。
思わぬ副産物のローゼルティーでした。