猫の手より増し

北風が吹き荒れて寒い冬晴れです。
最近我が家の主は釣りに行かずにテレビを見たり、時々庭やビニールハウスの中を片付けたりしています。



今日も午前中ちょこっと木々の剪定をしたり、絹サヤを竹の笹で覆い野鳥の襲来を防いだりしていました。



ビニールハウスの中のサツキも片付けてイチゴの苗を買ってきて鉢に植え、上の棚にも鉢植えを置いてイチゴが鉢から垂れ下がるようにするんだとか。



午後カーテン越しにのんびり新聞を読んでいたら、車庫の方からトントンという音が聞えてきたので覗いてみたら枯れた角材を切っているところでした。
どうするのか聞いたところ、古くなった木材を切って更に細かく切り義兄の所に持って行くのだと言います。
義兄は何十年も豆炭のあんかを使っていて小さく切ったタキギが必要だとのこと。
夫曰く「我が家でも木材を燃やせないのでお互いに助かる」と。
なるほど確かに・・・



身体を動かせば温かくなるから手伝え。
と言われて切り方を教わって私もやり始めました。
木目に沿って小さいナタを当てて金槌で叩いて割っていきます。
時々節に当って割れなくて夫に割ってもらいますが、良く節を見ろ。
と言われてしまいます。
それでも慣れてくると面白いように割れます。
「上手いもんだよ、こんなに沢山出来たよ」と言うと「誰も褒めてくれないからな。まぁ猫の手よりも増しだなぁ」と。
にゃんこと一緒にしないでよ・・・
車庫は日が当らないので私は1時間ぐらいで作業は止めました。



ビニール袋とこの箱にいっぱい出来ました。