義弟を見舞う

よく晴れて初夏の陽気になりました。
午後、妹の車に乗せてもらって妹の旦那の病気見舞いに行ってきました。
旦那と私は同級生で小・中学校も同じでした。
縁があって妹と夫婦になり、実直な性格で定年まで勤めてリタイヤしてから病気ばかりしてきました。
心臓にペースメーカーを入れる大手術や胆石の手術、そして今年の1月に脳内出血で緊急入院。
幸い手術はしないで済みましたが右半身に麻痺が残りました。
言語障害がないのがせめてもの救いです。
大好きなお酒やカラオケも禁止になって楽しみも減ってしまいました。


今はリハビリ専門病院に入院して2ヶ月が経ちました。
まず、立つことからリハビリを始めて今は杖も使わずに一人でトイレに行ったり、ベッドの周りを歩けるようになりました。
麻痺している右手を握ったら親指は余り動きませんが、他の4本の指には力強さがあって指も開き少し安心しました。
同級生ということもあって泣かれてしまい、私もウルウルしてしまいました。
今月の半ばには一泊二日の外泊も許可されており、早ければ5月いっぱいで退院出来るかもしれないとのこと。
とにかく諦めないでリハビリに励んで退院出来たら、妹と二人で毎日のんびり散歩しながら新緑の風景を存分に楽しんでね。
リハビリにも繋がるし元気になれるでしょ。
と、励ましてきました。
妹も長年介護ヘルパーとして働いてきたので、自宅でのサポートは手慣れていると思います。


私立病院だと医療費の他に、色々な雑費がかかり月々大きな負担になるといいます。
我が家とて、他人事ではないと考えさせられました。



妹の家に知的障者害施設で入所者が育てたという、水耕栽培のアマリリスが二つ咲いていました。
鮮やかな大輪の花です。
いただいたのは3月頃で、小さなつぼみが顔を出していたのを何時咲くかと毎日心待ちにしていたとのこと。
これで3本目の茎に花が咲いたそうです。
妹もこの花に安らぎをもらっていたようです。