初物「栗の渋皮煮」


先日の秋の日帰りバスツアーで栗すくいでいただいた栗と友人にいただいた栗とで1.6kgありました。
すぐ栗の渋皮煮を作る時間がなくて、とりあえず冷蔵庫の野菜室に保存しておきました。
栗の鮮度が気になりましたが、ようやく昨夜鬼皮を剥きました。
渋皮を傷つけてしまった栗も結構あり、すでに鬼皮が黒くなっているものもありました。
(我が家の主は仕事は早いけど雑で、良い栗まで沢山傷つけてしまいガッカリです)



重層を入れてたっぷりの水に剥いた栗を一晩浸しておき、今朝6時半から煮込みました。
5回ほど茹でこぼしして、最後に栗に付いている黒くて太い繊維を丁寧に取り、割れてしまった栗を取り除いて、砂糖・調味料を入れて弱火で30分ほど煮て火を止めて冷ましました。



夕飯の時にきれいに出来た渋皮煮を器に盛ってみました。
渋皮が軟らかくて口の中で溶けます。
まずまずの出来でした。
採りたての栗だと、渋皮の色も薄くてしっとりと出来ます。
●修理に出していたデジタルカメラが戻ってきたので、デジカメで
撮りました。


1年に1回ぐらいしか渋皮煮を作らないので、昨年のレシピを見ながら作りました。
忘れないように、レシピを書いておくことにします。
『栗の渋皮煮』
材料
栗・・・1.5kg  砂糖・・・450g  重曹・・・小さじ3
みりん・・・大さじ6  しょう油・・・大さじ3
1.栗をたっぷりの水に2時間つけておきます。
2.鬼皮を剥き、鍋にたっぷりの水と重層を入れて、栗を一晩浸して
  おきます。(10時間に以上)
3.そのままの状態で中火にかけ、煮立ってきたら弱火にして5〜6分
  煮ます。
4.ザルに上げて、水を取り替えながら5回同じことを繰り返します。
  (表面に浮いて来た繊維やアクを丁寧に取り除きます)
5.5回目が終わってザルに上げた時点で、栗に付いている黒くて太い
  繊維を丁寧に取り、割れた栗は別にしておきます。
6.鍋に、栗とヒタヒタの水を入れ、砂糖を1/3入れて落とし蓋をして
  弱火で煮ます。
7.10分立ったら砂糖を1/3入れて10分弱火で煮て、更に10分立ったら
  残りの1/3の砂糖とみりん・しょう油を入れて弱火で10分煮て火を
  止めて冷まします。
※2〜3日後に再び火を入れると味が良くしみて日持ちが良いのと、
  冷凍保存も出来ます。