今日は「桑田・里山の会」9月例会でしたが、台風18号の影響で土砂降りの雨が降ったり止んだりしています。
里山の活動も中止の連絡がありました。
黒米の注文やら、色々やりたいことがあったのに・・・残念です。
昨日の午後6時からテレビ朝日で、人生の楽園2時間スペシャルが放送されました。
その中で、里山の会の会員でもある吉田さん夫妻の「パン作りで夫婦円満」が放送されました。
里山の会のメンバーも協力して撮影が行われ、里山の会ではホームページの掲示板で放送予定日を会員に知らせました。
私はテレビに映し出される画像をカメラで撮りながら、コメントを一生懸命メモしました。
不十分ですがその内容をご紹介します。
吉田さん夫妻は以前川崎市に住んでおり、ご主人の一さんは設計士の仕事をしていたそうです。
仕事一筋で家には寝るのに帰ってくるだけで、家族との会話も殆んどなかったといいます。
奥さまの信子さんは51歳の時に、趣味でパンを作り始め子供達に美味しいと喜ばれたといいます。
一さんが60歳を機に2007年にいすみ市に移り住み、二人でパン屋をやるために2010年から2年間パン教室に通い勉強をしました。
そして2012年に「パン工房あん里山」がオープンしました。
営業日は土曜日〜月曜日 営業時間は10時〜16時までです。
ご主人の一さんです。
黒米のたっぷり入った里山パンは自信作の一つだそうです。
たぶん食パンだと思います。
沢山の種類の美味しいパンが並んでいます。
里山の会が育てた小麦です。
この小麦を使ってパンを作っています。
里山の会「米クラブ」の草刈り風景です。
米クラブではコシヒカリと黒米を作っています。
吉田さんも参加されていたようです。
黒米・胡桃・レーズンなどがたっぷり入った里山パンです。
一さんは「黒米がないとお店やっていけない」といいます。
これは何でしょうか?・・・おはぎパンです。
地元で良く作るおはぎを挟んであります。
信子さんのアイデアと聞きましたが。
他にも、かぼちゃを使ったかぼちゃパンもあって、美味しそうでした。
この場面は笑ってしまいました。
信子さんが一さんに、パンの包装をもっと丁寧にやるように言ったところ、一さんのこの言葉が返ってきました。
お二人とも「のぶちゃん」「はじめちゃん」と呼び合っていて、本当に仲睦まじいご夫婦です。
時には喧嘩もするようですが、それはどこの家庭でも同じですよね。
お店はファンの方が店番をしてくれるようになって、信子さんも余暇を利用して地元の子供達を集めてパン教室を開いて大変喜ばれているそうです。
一方、一さんは自宅の脇にビニールハウスを作って、その中で竹細工を楽しんでいます。
つま楊枝入れや花びんなど、可愛い作品が沢山あります。
自分で育てた野菜をパンの食材に使っています。
トマト・ナス・ジャガイモ・オクラの入った、野菜ピザです。
モッツアレラチーズは、近くに住む関さんが乳牛を育ててチーズ作りをしているのでそこから購入しているそうです。
美味しそうですね!
地元の大原漁港の朝市でパンの販売をしました。
最初はお客が素通りしていましたが、試食を勧めたら「美味しい!」
と言って、どんどんお客が増えて完売になりました。
優しい笑顔の吉田さん夫妻です。
一さんが25歳の時に信子さんに「絶対幸せにするから」と、誓ったそうです。
「死ぬ瞬間にこの人と一緒にいて良かった」と言えるのが、本当の幸せだと話していました。
私も里山の仲間に連れられて「パン工房あん里山」でパンを買ったことがあります。
黒米入りの食パン・・・モチモチして美味しい!
他に、ジャガイモパンと何種類かのパンを買いました。
それぞれに美味しいパンでした。
これを機会に今度里山の会に参加した折に、立ち寄ってみたいです。
遅くなると美味しいパンは売れてしまっているかも知れませんね。