輝きを増す植物たち


今日も初夏のような晴れ日になりました。
家の前にある名前の知らない巨木の若葉が、日々緑の輝きを増して行くのを朝晩眺めるのがこの時期の私の日課になりました。
若葉の間から見える高い青空は気分がスッキリしてきます。
私にとって大切な景色で、四季折々癒されています。



午後になると家の前の道路脇のイモカタバミが一斉に開花します。
ムラサキカタバミも薄いピンクで優しい花ですが、私はイモカタバミの方が好きです。


モカタアバミ・アフリカ原産・別名フシネハナカタバミ
花弁の中央が濃い色と、花の葯が黄色いのが特徴です。
花言葉「輝く心」「喜び」だそうです。



モカタバミの近くをアオスジアゲハが勢いよく飛んできました。
翅を休めることなく木々の間を舞っていて、何とか1枚撮りたくて連写モードにして待ち構えていました。
枯れ葉の上に止まったのですかさずシャッターを切りました。
この初夏の陽気を精いっぱい謳歌しているように見えました。
アオスジアゲハの食草は楠ですが、自然の中でチョウになれるのはほんのわずかです。
幼虫から蛹の段階で、ハチ・クモ・カマキリ・小鳥などの餌食になってしまいます。
生存競争に打ち勝って勢い良く飛んでいる姿を見ると感動します。
私も3年ぐらい前に、金柑の木に産み付けたナミアゲハの卵からチョウになるまでをネットを張って保護して観察した体験があります。
保護しても羽化出来たのは1/4ぐらいでした。
お陰で羽化の瞬間に立ち会えて、大きな感動をもらったことがあります。



金柑の木の下の茂みにイチゴが1ヶだけ赤く色づいていました。
太陽を浴びてキラキラ輝いています。
ダンゴ虫に食べられる前に採りました。



きゅうりの雌花が咲き始めました。
小さいアリンコがついています。
他のキュウリも幾つか花芽がついています。